14th National General Assembly
Master Lecture
10/9 15:00~16:30
10/10 14:00~15:30
・内容
あなたにとっての「いのち」とは、なんでしょう?私は今まで、色々なことに関心を持ち、世界中を旅して、外にばかり目を向けていました。瞑想、セラピー、農、インドのコミュニティ「オーロヴィル」での暮らしなどを経て、徐々に内在していたいのちの輝きに気づけるようになりました。今年から故郷の福島県に拠点を置き、ホリスティックなアプローチで「すべてのいのちが輝く社会づくり」を実践しています。今回は、「愛情こそが最高の技術」「井戸掘りは医療」といった先人たちのメッセージの理解を深めたり、タッチングや瞑想などを行い「そこに在るいの
ち」に気づいてみましょう!
「そこに在る いのちの輝きに “気づく” 歓び」
〜ホリスティック・コミュニティでの実践〜
・略歴
福島県出身。看護師・保健師, バイオダイナミック・クラニオセイクラルセラピー国際認定セラピスト。
高校生の時に出逢ったパラグアイのスラム、大阪のホームレス者をきっかけに、 国内外の社会問題に関心を持つ。大学生時代に休学し、世界一周しながら各国でボランティアとして働く。
現在までに50ヶ国訪問。2014年から、世界最大のエコビレッジと称される「オーロヴィル」にて、農業やホリスティック医療を学びながら実践。2016年4月より、農・食・医療・再生可能エネルギーを併せたホリスティックなグローバルコミュニティDana Village (ダーナビレッジ)を福島県西会津で開始する。
小川美農里 先生
・内容
医学の進歩により、多くの疾病が治癒可能となったが、いまだに子どもの病死因の第一位はがんであり、0~19歳の子どものうち毎年約500人が命を落としている。小児期や青年期という、本来死からは最も遠いはずの時期に突然訪れた生命の危機の中で、しかも日に日に死が間近に迫りくる中で、何が子どもたちと家族の生きる希望になり得るのか、私たち医療者は何を求められているのか、そして一人の人間として、自分の愛する人の死が避けられないものとなった時、その人のために何ができるのかを、皆さんと一緒に考えてみたい。
・略歴
2002年名古屋市立大学医学部を卒業、小児科医を目指すが、担当した白血病の児の死に衝撃を受け、医局を離れ、2005年国立がんセンター中央病院小児科レジデントとなる。NPO法人アジア・チャイルドケア・リーグの医療ボランティアとしてベトナムのフエ中央病院で白血病の患児・家族へ医療支援を行いながら、日本で小児がん医療・緩和医療を学び、都立清瀬小児病院、都立小児総合医療センター血液腫瘍科を経て、現在、公立阿伎留医療センター緩和治療科の医長を務める。小児血液・がん専門医、日本プライマリケア連合学会指導医。
生と死の狭間で生きること・愛すること
~病と闘う子どもと家族が教えてくれたこと~
森尚子先生
・内容
人々が繋がり、それぞれが持っている力を結集し、社会の仕組みを変えていく、コミュニティ・オーガナイジング(CO)は、次の5つのリーダーシップの要素から構成されています。
1. ストーリーテリング
2. 関係構築
3. チーム構築
4. 戦略
5. アクション
COとは何か、どう実践するのか、という講演に加え1.ストーリーテリングの最初の要素、ストーリー・オブ・セルフを体験するワークショップを行います。Follow your heartにつながりますが、私は一体何者なのか、どんな価値観をもっているのか内省して言葉に出してみることがリーダーシップを発揮する一
歩となります。
・略歴
横浜生まれ。子どもの頃から社会・環境問題に関心があったが、11年間の会社員生活の中で人々の生活を良くするためには市民社会が重要であることを痛感しハーバード大学ケネディスクールに留学しMaster in Public Administration(行政学修士)のプログラムを修了。卒業後ニューヨークにあるコミュニティ・オーガナイジングを実践する地域組織にて市民参加の様々な形を現場で学んだ後、2013年9月に帰国。COJを2014年1月に仲間達と立ち上げ、ワークショップやコーチングを通じて、COの実践を広める活動を全国で行っている。
慶應大学グローバルセキュリティ研究所 客員研究員
ロータリー財団国際親善奨学生
Harvard Kennedy School, The Roy & Lila Ash Fellowship in Democracy
鎌田華乃子 先生
People, Power, Change 人々の力で社会を変えるコミュニティオーガナイジング
・内容
医学生時代、私はキャリアに悩み続けていました。医師というプロフェッショナルに誇りを持つと同時に、広い視野をもって「医師プラスα」の社会貢献活動をしたいという想いもあり、ロールモデルが見いだせなかったからです。でも、誰かが歩んだ道を追うよりも、自らの道を切り拓く方が楽しいこともあります。ロールモデルは自分でつくることができる、ということをお伝えします。また、東北や熊本の震災において、Girl Powerでは女性特化の災害支援を行ってきました。コンドーム入りの防災キットの開発の経験もありますので、生殖・HIV/AIDSや災害医療に関心のある方とのディスカッションも楽しみにしています。
・略歴
1989年横浜生まれ。2013年横浜市立大学医学部卒。独立行政法人国立病院機構東京医療センターで初期臨床研修を修了。ウイーン医科大学での皮膚科学の勉強を経て、2015年12月より湘南美容外科クリニックで美容皮膚科医として従事。2008年度準ミス横浜市大。ミス・キャンパスによる社会貢献団体「Sweet Smile」の代表を務め、医学生時代よりメディアでの活動も行う。現在、よしもとクリエーティブエイジェンシー所属。
2013年、一般社団法人「Girl Power」の立ち上げに参画。以降、専務理事として、女性のエンパワーメントをテーマに講演などの啓発活動を活発に行う。東北地震や熊本地震では女性のための災害支援や防災活動に取り組んできた。
日本の女子力が世界をかえる
西川礼華 先生
・内容
「あなたの役割は何ですか?」
ウォルト・ディズニーの理念を通して学んだこととは、そして自分だけの「役割」を見つけ行動するとはどういうことか。
約20年間に渡って東京ディズニーランドで働いてきた大住力が、「難病の子どもとその家族へ夢を」を立ち上げるまでの想いと行動を伝えると共に、「自分で考え、自分で動ける」人間になるための、実践ノウハウを 明かします。
“正解”を説くことではなく、“本質を考え+動く”ことに主眼を置き、進行していきます。
・略歴
公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を 代表理事
ソコリキ教育研究所 所長
東京ディズニーランド等を管理・運営する(株)オリエンタルランドに入社し、約20年間、人材教育、東京ディズニーシーやイクスピアリなどのプロジェクトの立ち上げ、運営、マネジメントに携わる。退社後、難病と闘う子どもとどの家族への応援・支援を目的とした公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」を立ち上げる。
前職での経験を活かして、教育現場から、企業の人材育成研修や刑務所の受刑者矯正教育など幅広く活動している。
「ディズニーのすごい仕組み」(かんき出版)をはじめ著書多数。
大住力 先生
「一生の仕事が見つかるディズニーの教え」
もっと、自由に生きる。
・内容
いままで、小中高の学校における学校生活では「とにかく皆と同じでいること」が是とされてきました。しかし、実際社会に出てみるとどうでしょう。「皆と違うことをしていること」が是とされます。「皆と同じ」だと、企業面接等では採用されないのです。ここに日本の教育の歪みがあります。親や、学校の先生、周りの友だちととにかく同じでいることを考え続け既定路線を走ってきたけれども危機感を覚えている人に、難しく考えずにもっと自分らしく生き、「皆と違うこと」の参考になるようなお話をできればと思います。
・略歴
株式会社NOWALL 代表取締役CEO。プログラミングに12歳から触れ始め、個人ブログを設立したり、学校内SNSを開発し、WEBサービス開発を覚える。その後、高校2年時(17歳)で大阪の私立高校を中退し、エンジニアとして都内のIT企業に就職。その後、ベンチャー企業取締役CTO等を経てフリーランスとなり、20歳の2014年に株式会社NOWALLを設立。現在22歳
柏木祥太 先生
・内容
世界7カ国、8都市で生活し、仕事をしてきた経験と失敗を通じ、どうやって自分の殻を破ってきたかを皆さんに分かりやすいエピソードを交えて紹介します。自分の殻を破るには、先ず自分の殻を認知することから始まります。自分の殻を理解することで、相手のことも理解することが出来る。その過程を経て「グローバル(国境の無い)」な考え方で「マネジメント」にあたれる、と言うことを愚直に学んできました。皆さんの将来の分岐点での決断の参考にしていただければ幸いです。
・略歴
前フォルクスワーゲングループジャパン株式会社代表取締役社長。伊藤忠商事の自動車担当部門にて27年間、日本から輸出した自動車を海外で売る仕事に従事したのち、前職。海外在住通算20年近く。イギリス、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、アメリカ、南アフリカ、ロシアに駐在し、各地の現地事業会社に勤務。海外でのトップマネジメト経験は、マツダハンガリー、スズキロシアなど。現在はベンチャーの支援活動などで事業経験を生かす。趣味は登山。