top of page
SDGs

今年の日本総会のテーマは"SDGs"

SDGsについて

「知って、考えて、行動する」3日間!

SDGsとは、2015年の国連総会で採択された、2030年までに貧困や格差をなくすために全世界が取り組むべき17の行動目標のことです。

" 未来の「  」のために、今自分ができること。"

​日本全国から集まる仲間と過ごす濃密な3日間。SDGsという世界の流れを知り、未来の地球に思いを寄せて、世界を変える一歩を踏み出してみませんか?

​17個の目標とは?

目標1:あらゆる場所であらゆる形態の貧困に終止符をうつ

現在全世界で8億3600万人もの人々が極度の貧困に苦しんでいます。特に低中所得国では全世界の貧困層の約七割が、先進国でも多くの子供達が貧困のなかで生活しています。このまま貧困による不平等が続けば、経済成長に悪影響が及び、情緒不安や紛争の原因にもなりかねません。これを防ぐためにあらゆる形態の貧困に終止符をうつことが目標です。

※低中所得国…中国やインド、インドネシア、ナイジェリアなど

目標2:飢餓に終止符を打ち、食糧の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する

今日、世界人口の9人に1人が栄養不良の状態にあり、特にサハラ以南のアフリカ地域では4人に1人が栄養不良に陥っています。また世界の子ども(5歳未満)の4人に1人は、発育不全であり、子どもの死者数のほぼ半数が飢餓により亡くなっています。2030年までに、飢餓を撲滅し、すべての人々、特に貧困層および幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食糧を十分得られるようにすることを目標としています。

目標3:すべての人に健康と福祉を

健康と福祉を確保することは、1つの人権です。すべての人が当然の権利として、最高水準の健康と医療へアクセスできる世の中を作っていくことが持続可能な未来の追求に不可欠です。

目標4:質の高い教育をみんなに

この中には①男女が無償で初等・中等教育を終了させることと②高等教育機会を提供すること(ジェンダーと貧富による格差を解消することで)の2つの目標があります。

この2つの目標は貧困や武力紛争、都市部(富裕層)と農村部(最貧層)の格差が原因で学校に通える子の数が違ってくるという事実に基づいています。この目標は2030年までに全ての男女が無償で初等・中等教育を修了することを目指しています。

目標5:ジェンダー平等

世界の働く女性の平均賃金は、男性のそれより24%下回っています。

あなたがどこで暮らしていようとも、 ジェンダー平等は基本的人権のひとつです。ジェンダー平等の推進は、貧困の削減から、すべての子どもの健康、教育、保護、福祉の増進に至るまで、健全な社会のあらゆる側面に欠かせません。

目標6:安全な水とトイレをみんなに

現在、安全な飲み水にアクセスできない人は世界で約9億人と言われています。

この問題を改善できると、子供の就学率・女性の就業率が向上すると考えられています。

安全で手ごろな飲み水への普遍的なアクセスの確保と水不足の緩和を目指し、水の利用効率の改善を働きかけ、開発途上地域の水処理技術の支援のために、一層の国際協力も必要とされています。

目標7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

今でも5人に1人が電力を利用できておらず、需要が増え続ける中で、全世界で再生可能エネルギーの生産を大幅に拡大する必要が生じています。

2030年までに手ごろな電力を完全に普及させるためには、太陽光や風力、地熱などのクリーンなエネルギー源に投資しなければなりません。

すべての開発途上国でインフラを整備し、クリーンなエネルギー源を提供できる技術を改善することは、成長を促しつつも環境保全を図るうえで不可欠な目標です。

目標8:働きがいも、経済成長も

仕事が無い、仕事はあるがとても家族を養えない、過酷な労働でしかない…満足できるような仕事ができないのはもしかしたらどの国でも起こっているのかもしれません。
そしてその無理が続くと真の経済発展は望めません。2030年までに先進国も新興国も旧共産圏諸国も関係無く全ての人に利益を還元できるような経済成長を目指し、そしてそのために皆が利益を受容できる雇用を産むことを目標とします。

目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう

インフラの整備や技術革新は経済成長と開発に欠かせません。またインターネットを利用できない90%の人が住んでいるのが開発途上地域であることより、デジタル格差の解消により技術革新と起業が促進されるでしょう。そして技術進歩によって経済面だけでなく環境面からも解決策が見いだせます。例えばエネルギー効率の改善や新たな雇用機会の提供などです。

目標10:人や国の不平等をなくそう

世界で最も裕福な8人が保有する資産は、世界人口のうち経済的に恵まれない下から半分にあたる約36億人が保有する資産とほぼ同じです。
最低所得層のエンパワーメントを図るとともに、すべての人々に対して社会的、経済的および政治的な包含を促進することで持続可能な社会を目指します。

目標11:住み続けられるまちづくりを

現在、世界人口の半分以上が都市部で暮らしています。2050年までに、都市人口は65億人と、全人口の3分の2に達する見込みです。極度の貧困は都市部に集中することが多いため、都市の人口増加に対して、安全で手頃な価格の住宅へのアクセスを確保し、スラム地区の改善を図らなければなりません。また、公共交通機関に投資し、緑地を整備するとともに、参加型で包摂的な方法で都市計画や管理を改善することも必要です。

目標12:つくる責任、つかう責任

現在、過剰な生産と消費により、気候変動や資源の枯渇、廃棄物による汚染に加え、生産の過程における資源の過剰採取による生態系の崩壊が問題視されています。生産と消費の国による極端な格差の存在も大きな課題として認識されるようになってきました。これらを改善するために、私たち一人一人が、消費者として日常的な生活パターンを改善すること、また、全ての事業者がその事業活動を通して持続可能な開発に貢献することが必要です。

目標13:気候変動に具体的な対策を

みなさんは、気候変動による影響を最も受けているのは誰だと思いますか?
気候変動による影響は、私たちから遠い場所に限ったはなしではありません。そして、次世代の為にも今行動を起こさなければならないのです。
また、持続可能な社会を達成するためにも、安定した地球環境を整える必要があります。
気候変動への対策はSDGsの根幹、SDGsの達成のカギを握ると言っても過言ではないのです。

目標14:海の豊かさを守ろう

食生活、地球の生態維持などあらゆる面において人間のライフスタイルを支えている海が海洋堆積物、富栄養化、乱獲、海洋酸性化をはじめ様々な要因による汚染が進んでいます。
現段階では、海の豊かさを失う要因となるこれらの問題に対して人類は未解決の課題として抱えており、これからのアクションが大切です。
海の持続可能な形を整えるために、汚染からの防御、生態系の管理、海洋資源の保全といった具体的かつ包括的な対策が不可欠となっています。

目標15:陸の豊かさも守ろう
私たちは、水や木材、燃料、衣類など暮らしに必要なもののほとんどを自然の恵みから得ています。
しかし、私たちの暮らしによって、森林伐採や砂漠化が急速に進んでいます。
森林の持続可能な管理を行い、土地の劣化や生物多様性が失われるのを阻止することが必要です。

目標16: 平和と公正をすべての人に

私たちは亀裂が深まる世界に暮らしています。平和と安全、繁栄が持続している地域もあれば、紛争と暴力という無限の悪循環に陥っていると見られる地域もあります。これは決して仕方のないことではなく、取り組みが必要な問題です。あらゆる形態の暴力を大幅に削減するとともに、政府やコミュニティと協力し、紛争と情勢不安を恒久的に解決することをねらいとしています。

目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

持続可能な開発目標(SDGs)は、グローバルなパートナーシップと協力に向けた強い決意がない限り、実現できません。
わたしたちにできることのひとつとして、地域のコミュニティーで、SDGs の達成に向けたアクションを働き かける団体に加入したり、こうし た集団を結成したりすることが挙げられます。今回のNGAに参加することは、SDGsの目標達成のためにわたしたち学生ができることに繋がるのではないでしょうか。

bottom of page